植物の環境感覚:刺激受容から細胞応答まで - 文部科学省 科学研究費補助金 新学術領域研究 平成22年度~26年度

本研究領域について領域概要へ

固着生活を営む植物は、様々な環境刺激を感知し、生理機能や形態を柔軟に変化させている。このような能力を我々は「植物の環境感覚」と呼ぶ。本領域は、動物とは仕組みが大きく異なる「植物の環境感覚」を、様々なオルガネラで構成された植物細胞という特定の「場」における反応と捉えなおし、刺激の受容から細胞応答に至る過程を、新しい立場で総合的に明らかにすることを目的とする。この目的に従い、植物生理学者、植物細胞生物学者に、分子一般を扱うタンパク質科学者や、細胞を対象とする新規技術の開発者が加わり、異分野間の緊密な連携のもと、ポストゲノム時代にふさわしい新しい植物環境感覚システム像の構築を目指す。

本領域研究は平成26年3月をもって終了いたしました領域概要へ

本新学術領域研究「植物の環境感覚:刺激受容から細胞応答まで」は、平成26年3月をもって無事に終了いたしました。この領域を何とか運営していくことができたのも、総括班をはじめとする領域メンバー皆様の多大なるご支援のおかげです。あらためてお礼申し上げます。また、評価委員やアドバイザーの先生方には、班会議、若手ワークショップなどにもご出席いただき、様々なご助言をいただきました。本当にありがとうございました。さらに、領域の運営面では、研究代表者に加え、研究室の若手の方々にも大変お世話になりました。どうもありがとうございました。研究に関していえば、計画研究、公募研究の皆様には、領域の狙いをご理解いただき活発な研究を進めていただきましたこと、心よりお礼申し上げます。多くの皆様のご協力により、大変有意義な領域活動になったかと思います。本当にありがとうございました。

本領域は、新たな解析技術の開発及びそれを利用した研究を意欲的に目指した点、さらには若手研究者が積極的に登用され、研究領域内で積極的に連携が図られ、多くの共同研究が成果に結実した点が高く評価されました。その結果として、職数が少ない現状において、多くの若手研究者の昇任につなげることができました。一方で、新技術を生かした研究は、まだまだ発展途上でありますが、これからの成果が期待されています。

我々の眼前には、常に未知の地平が開けています。領域終了後も、ここで開発された新技術や人と人とのつながりが生かされ、新たな地平が切り拓かれていくことを切に願っております。

領域代表者 長谷あきら

主要行事一覧を見る

2015年12月14日
第5回ワークショップ 「先端レーザー技術を駆使した植物生理学への新たなる挑戦」(奈良先端科学技術大学院大学)が開催されました。
2015年3月15日
第2回国際会議 "The 2nd International Symposium on Plant Environmental Sensing"(産業総合研究所 臨海副都心センター)が開催されました。
2014年10月10日
2014年度「若手の会」(蔵王、岩手)が開催されました。
2014年11月2日
西村いくこ教授(京都大学大学院理学研究科)が、紫綬褒章を受章されました。
2013年10月28日
2013年度「若手の会」(小豆島ふるさと村、香川)が開催されました。
2012年10月18-19日
第4回ワークショップ『IR-LEGOを用いた遺伝子発現誘導法』(基礎生物学研究所)が開催されました。
2012年8月6日
2012年度「若手の会」(浜名湖カリアック、静岡)が開催されました。
2012年5月2日
第3回ワークショップ『フェムト秒レーザーを用いた植物細胞のマイクロプロセス講習会』(奈良先端科学技術大学院大学)が開催されました。
2012年3月21日
第1回国際会議"The 1st International Symposium on Plant Environmental Sensing"(東大寺総合文化センター)が開催されました。
2011年12月13日
第2回ワークショップ『無細胞タンパク質合成』(香川大学)が開催されました。
2011年10月24日
2011年度「若手の会」(ラフォーレ琵琶湖、滋賀)が開催されました。
2011年9月14日
第1回ワークショップ『タンパク質構造解析ワークショップ』(大阪府立大学)が開催されました。
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